クルマと美女の切っても切れない関係

カッコいい車といえば、その傍らにいる美女
そんなイメージはないだろうか??
東京モーターショーなどのイベントでは、絶対に欠かせないのがこのキャンペーンガール(コンパニオン)だ。
大抵のメーカーのブースにはこのキャンペーンガールが存在する。
言わずもがな、キャンペーンガールは皆、とびっきりの美女ばかりだ。
しかも例に漏れず全員が露出度の多い衣装を着て、妖艶に車にもたれかかるなどしている。
一見すると車には、メーカーの人の方が詳しいと思われがちだが
常に 車の横には美女がいるのを連想する
ことの方が多い。
これは一体なぜだろうか?
美女の存在は、車の魅力を引き出してくれる
車といえば、いわばステータスの象徴だ。 これはどれだけ車離れが進もうと、そのイメージはそうそうに覆らないだろう。 例えば、この写真を見て欲しい。
観念連合(またの名を連想)
という。
観念連合とは、要するに連想のこと。 例えば濃い赤色を見ると血を思い出すというのは、「濃い赤色の観念」が連想によって 「血の観念」をこころに呼び起こしたと説明される。 また、この連想は別に論理的である必要はなく、 習慣によってまったく関係のない観念同士が 結びつけられることもありうる。
観念連合(連想)を利用した車のブランディング
だが車と美女、この2つは全く性質が異なるというわけではない。 一見異なるものであるが、車も美女も言い換えればステータスの象徴でもあり… まさに 男の所有欲を刺激する対象 といえる。(女性のみなさん、すみません) つまり美女が車に手を添えたり、もたれたりしている様はこれほどの美女を虜にしてしまうほどカッコいい車
という構図を無意識下に我々に刷り込んでいるのだ。
いい車を持つ男は、女性にモテる。
一昔前はそんなイメージが根強くあったように思えるが、まさにその心理をついたブランディングなのである。